障害年金の対象となる傷病とは?

障害年金の対象となる傷病について詳しくご説明します

範囲と内容

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障害年金の対象傷病は、非常に多岐にわたります。その範囲はとても広くなりますが、1級・2級は国民年金法施行令別表の内容が対象です。3級・障害手当金については厚生年金保険法施行令別表第一・第二に記載されている内容が対象となります。

非常に広い対象を持っていますが、障害者手帳の交付要件とは違うという点が重要です。根拠法令も異なりますし、等級表も違うため、同様に考えてはいけないとなります。複雑な部分を持っているため、障害年金の申請手続きについては社会保険労務士に相談したりするのが解決策となるでしょう

相談日常生活が困難になることが対象となってくるため、目の傷病であれば、一定の視力を切ってしまうような状態になります。聴力も同様の条件がポイントです。四肢に関しては、生涯の度合いが重要になってくるでしょう。著しい障害があれば、日常生活に大きな影響を与えることになることから、1級に認定されることが出てきます。座っていることができないような障害があるようなときも同様です。外傷的な部分だけではなく、交通事故によって高次脳機能障害を負ってしまったようなときや、化学物質過敏症といった内容でも対象となってくる可能性があります。簡単に判断できない部分に関しては、必ず専門家に相談するべきです。

認定は書類

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受給対象になっていても、問題点は正常な生活が送れるかどうかというところが焦点となってくるため、まずは病院での診断書が必要になってきます。この診断書を提出することによって、支給対象となるかどうかを判断することになるのが流れといっていいでしょう。ここで重要になってくるのは、病歴・就労状況等申立書の2つだけで書類判断することにあります。どんな傷病であってもこの書類が不備となれば、支給がされないことになってしまうのです

診断書診断書の場合、簡略化されて提出すれば、まず認定されません。逆に細かくても、何年物話を記載しても、いったいどれが対象なのかがわからなくなり、認定されないケースがほとんどです。例えば、傷病としては対象となるケースの多い場合でも、身体の調子がいい時に病院を訪れ、診断書をお願いした時に、内容がそこまでではないといったことで対象を外されるケースもあります。発病時からの症状を負っていくことが重要なのであり、これがなくなると、認定はされないでしょう

仮に認定されなかった場合、事後請求といったかたちも取れます。事後重症請求ですが、該当しなかった場合に、別の傷病によって悪化したというかたちです。

日常生活が送れるか

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傷病障害年金では、傷病という呼び方をしていきます。この傷病は、疾病または負傷したということが起因となっているところにポイントがあるでしょう。つまり、なにも外部疾患と呼ばれるような部分だけではなく、内臓に関することも対象となってきます。心臓病や腎臓病、糖尿病も対象となってくる上、精神病に関しても対象です。ですが、小病名によって支給されるものではありません。実際にがんも対象の傷病に入っていますが、支給されることはあまりありません。逆に命にかかわらないものであっても、受給できることがあるのです

認定される基準とは、日常生活が困難になるかどうかにあります。がんが認定されるとしても、日常生活に問題が出ているかどうかが焦点であり、全身が衰弱してしまい、生活が困難になっている状況などが当てはまります。特定の障害が起きているかどうかというところもポイントになってきますが、がんである場合、抗がん剤治療をおこなうことによって、日常生活が送れるようになるのであれば、障害年金の対象からは外されてしまうことになるのです。

非常に細かいところではありますが、見た目では問題がなくても、ほんの少し動くだけでも、大きな負担がかかってしまい、日常生活が送れないような病気もあります。こうした傷病が対象になっていると考えればわかりやすくなるでしょう。

障害年金の認定

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日本には、さまざまな社会保障制度が存在していますが、そのひとつに挙げられるのが、障害年金です。年金というと、どうしても一定年齢からもらえるものとして考えられがちですが、条件を満たせば請求できるものとなっています。一般的な年金のイメージは、一定の年齢からもらえるというところでは、条件を満たして支給されている社会保障制度のひとつといえるでしょう

年金実際にさまざまなものがありますが、家計を支えてきた大黒柱が突然亡くなってしまった場合、家族の生活は保障されなくなってしまいます。この場合に支払われるのは、遺族年金になっているところからも、年齢だけではないことがわかるでしょう。もしも、ケガや病気で働くことができなくなってしまった場合には、障害年金を支給してもらうことが可能です。万が一の所得の代わりになる保証制度ではありますが、さまざまな基準を満たしていかなければいけません。これがとても重要な意味を持っているといえるでしょう。

社会保障制度として考えた場合、何でも認定されていくわけではありません。生活に対してどれほどの影響を与えるのかが重要な意味を持ってくるからです。予測していなかった事態に対する補償ではありますが、さまざまな手続きも必要になってきます。社会保険労務士に相談したりすることが必要になってきますが、対象となる傷病は参考にしてみてはいかがでしょうか。何かあったときには、大事な保障となるからです。

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